大手ハウスメーカー、工務店、個人大工、新築するならどこに頼んで良いのか?
金額や仕様等など分からないことが多すぎて難しいですよね。
このページの目次
最も失敗するケース
最も失敗するケースは、知り合いに頼むケースです。
詳しくは、⇒【マイホームの失敗例】知り合いの工務店に頼んではいけない理由
知り合いだと、気を使いすぎて何も言えない
知り合いだと、金額や仕様に関して、意見しにくくありませんか?
結果的には、不満と莫大な借金(ローン)が残る場合があります。
万が一、不満が残った場合、クレームさえも言えない場合があります。
後悔しない為にも、知り合いだからという理由で頼むのは絶対に止めましょう。
個人大工に頼むメリット・デメリット
メリット
【メリット1】
一つ目のメリットは、安く済む場合があります。
大手ハウスメーカーの方が、年間建築件数が圧倒的に多いので、材料費(仕入れ値)は安くなりますが、多額の経費(広告費等)により、建築費自体は高くなります。
個人大工や工務店はそれ程、経費がありませんので、安くなることが多いです。
【メリット2】
こだわりの自分だけの家が建てれる。
本当に良い大工さんであれば、親身になって相談に乗ってくれます。あなたのアイディアと大工の腕と工夫次第では、日本一の家が建てれるかもしれません。
デメリット
個人大工さんは、自分のポリシーが強すぎて、宅機器等を勝手に決めてしまうことがあります。キッチンやユニットバスは、「タカラ」しか認めないという大工が実在します。家主様がパナソニックのキッチンとユニットバスを希望していたのに、耐久性が劣るという理由で強引にタカラで決めてしまったというケースがありました。
他にも、主要な設備等などは、家主確認を取りますが、細かい箇所や目に見えない部分等は勝手に決めている場合があります。家は、目に見えない部分が非常に重要です。断熱性能や材種等級、外壁材等など、本当に重要な部分を手抜きされたらたまりません。
地域の工務店に頼むメリット・デメリット
ハウスメーカーと個人大工の中間にあたる工務店ですが、地域の工務店と言っても、年間建築件数が5棟~10棟、10棟~20棟と規模が違います。年間建築件数が10棟以上であれば一定のレベルにあると判断できます。
工務店もハウスメーカー程ではありませんが、ある程度のプランが決められています。大工さん程、自由ではなく、ハウスメーカー程、ガチガチではないというのが工務店の特徴です。
メリット・選ぶポイント
地域の工務店(年間建築件数10棟以上)には必ずカラーがあります。和モダンテイストや輸入住宅、無垢材、材料へのこだわり等など。
地域の工務店へ依頼する場合は、必ず工務店独自の特色を理解しなければいけません。その為には、実際に施工した家を見せてもらい、建築中の現場や完成見学会へ行き勉強する必要があります。
デメリット
地域の工務店とはいえ、それなりの従業員数や宣伝広告費を使っている場合、大手ハウスメーカーと変わらない仕様で且つ割高になる場合があります。
メンテナンスやアフターケアを考えれば、仕様が同じで金額が変わらないのであれば大手ハウスメーカーで建築したほうが良いです。
大手ハウスメーカーに頼むメリット・デメリット
メリット
大手ハウスメーカーに頼むメリットは、心理的負担が少なくなることです。打ち合わせから、施工・引き渡しまでシステム化されていますし、展示場やパース等が充実しているので、完成イメージの想像しやすく安心できます。
実際に施工するのは、地域の大工さんや工務店です。中には技量が劣る大工もいますが、大手ハウスメーカーの場合は、大工の技量に左右されない仕組み(簡易化)と、徹底した品質管理(検査づくめ)で満足のいく仕上がりを保持しています。
デメリット
【割高になる】
ハウスメーカーで打ち合わせをして、仕様書などを工務店や大工に持ち込みすれば、坪単価10万円前後、安くなります。35坪の家で10万円違うと350万円の差が出ると考えると驚きです。
【個性が出しにくい】
大型団地などを見ると、同じような家が立ち並んでいます。ハウスメーカーはある程度プラン化されていますので、それだけ個性を出しにくい家になってしまいます。
個性豊かな家に住みたいという人には向きません。個人の設計士に依頼するのが良いでしょう。
個人的には、ハウスメーカーの仕様も嫌いではありません。見た目もキレイですし、それ程悪い仕様ではないと思います。※個人的意見です
番外編~設計士に依頼するメリット・デメリット
設計士に依頼すると、こだわりの家が建てれますが、設計士のデメリットは現場を知らない設計士が多すぎることです。
デザイン性は高くても生活がしにくい家だったり、構造上問題があったり等など・・・全ての設計士さんがダメという話ではありませんが、一部、そういう設計士さんもいらっしゃるということを頭に入れておいて下さい。
ハウスメーカー、工務店、大工、それぞれにメリット・デメリットがあります。メリット・デメリットを把握した上で、施工をお願いしましょう。
⇒家造りを進める際は必ず相見積もりを取りましょう。
⇒こちらを利用することで同じHMで310万円下がりました。