シート貼りのフローリングが人気のパナソニックですが、実際に使っている人の評判・口コミはどうでしょうか?
金額やランク、人気順などを解説したいと思います。良い商品は必ず口コミを呼びます。
パナソニックのフローリングの種類は?
パナソニックのフローリングは大きく分けて、「アーキ・スペック」「ベリティス」があります。
アーキ・スペック ナチュラルウッドタイプ
ナチュラルウッドタイプは、天然木を薄くした単板が貼り付けてあるフローリングです。
各メーカーに単板貼りがありますが、パナソニックの単板は、天然木の魅力を引き出すWAT技術で作られています。
WAT技術とは、パナソニックの「熱着色技術」「微着色塗装技術」「評価技術」のことです。まず、特殊な熱処理で、木そのもの(内部まで)色を変化させ単板を作ります。
微着色では、天然木の魅力を損なわない程度に着色する技術のことで、より魅力的な照りや表情が表現されています。従来塗装品と画像で比べてみると一目瞭然です。
【パナソニック公式HPより引用 http://panasonic.jp/ 】
評価技術とは、木目全体の鮮明さ、光による変化の大きさ、細かな木の表現を、数値化し選定・製品化しています。
【パナソニック公式HPより引用 http://panasonic.jp/ 】
アーキ・スペックフロア 木肌触感/杉柄ヒノキ柄
無垢材のような肌触りと汚れ・キズがつきにくいを両立した床材です。
あえて凸凹を作り、自然の木肌感を演出しています。無垢材に憧れるけど、お手入れが苦手という人にオススメのフローリングです。
木肌触感タイプは、ブナ柄、キリ柄、ナラ柄の3種類ありますが、本物に近い木肌感を表現する為に、本物の職人さんに協力いただいています。
【パナソニック公式HPより引用 http://panasonic.jp/ 】
杉柄、ヒノキ柄は、天然物では反りや収縮などで加工が難しい、幅広タイプを実現しています。溝なしの303mm巾で高級感があります。
【パナソニック公式HPより引用 http://panasonic.jp/ 】
【パナソニック公式HPより引用 http://panasonic.jp/ 】
杉ヒノキ柄定価38,000円 エンドユーザー価格、19,000円~26,000円前後です。※工務店の仕切り価格によって異なります。
ベリティス ジョイハードフロア
ジョイハードフロアには、アーキ・スペックと同じように、ナチュラルウッドタイプや145mm巾のフローリングがあります。
アーキ・スペックのナチュラルウッドとの性能の違いは、ペット傷に強い、水回りに使える、ペットと快適に暮らせる等の性能が付いていないことです。ペットがいない人はジョイハードで十分です。また、水回りにはアーキ・スペックを使いそれ以外は、ジョイハードで良いと思います。
ジョイハードフロアは、建具のベリティスシリーズに対応の6柄ラインアップされています。
【パナソニック公式HPより引用 http://panasonic.jp/ 】
ベリティス フィットフロア
フィットフロアはパナソニックの床材の中では最もベーシックタイプのフローリングです。フィットフロアにもナチュラルウッドタイプがあります。
フィットフロアのナチュラルウッドタイプは、ジョイハードから更に車いす対応が非対応になります。
柄に関しては、ジョイハードと同じで、建具のベリティスに合わせた6色柄から選べます。ジョイハードとの違いは、アレル物質抑制機能や車いす対応が非対応になります。
↓各製品の性能の違い↓ HPで確認したい人はこちらから
【パナソニック公式HPより引用 http://panasonic.jp/ 】
最も評判が良い商品は?
パナソニックの床材で最も人気があるのは、アーキスペックの幅広タイプ(木肌触感/杉柄ヒノキ柄)です。
幅広タイプでユニが入っていないフローリングはパナソニックだけの特徴です。幅広タイプは高級感もあり、木の雰囲気を最大限感じることができます。無垢材では幅広タイプは反り収縮が出る為おすすめできません。
シート貼りに難色を示す人もいますが、パナソニックのシートは、木の表現力が素晴らしく、「本物より本物らしさ」が出る高性能プリント技術で作られています。
お近くのショールームで実際の商品を見てみて下さい。
パナソニックで最も売れているフローリングは?
パナソニックで人気の床材は、フィットフロアの2本溝タイプです。
アーキスペックの幅広タイプも人気ですが、少し金額が張るので、新築の場合は、他の部分(住宅設備機器や外装板等など)との折り合いをつけながら商品選定しなければいけません。