構造用合板とは、建物の構造上の強度を必要とする場所に使う合板です。
主に、床や壁・屋根下地などの下地材として仕様します。
構造用合板の種類は?
現在の構造用合板は【針葉樹合板】が殆どです。
針葉樹合板とは、材種を表していて、針葉樹を用いて作られた合板のことをいいます。
アカマツやカラマツ、ヒノキ等が多く使われています。
どの材種でも作り方は同じで、薄い板を繊維方向が交互になるように重ねていくことで強度を確保しています。
フォースター
針葉樹合板よりも安価な材料を使うケースも多かったようですが、現在の下地材は一般的に針葉樹合板を使います。
その理由は、ホルムアルデヒド等のシックハウス症候群が関係しています。
シックハウス症候群が取りざたされるようになり、改正建築基準法では、ホルムアルデヒドの放散量を面積で制限するようになりました。
その目安となるのが、F☆☆☆☆です。
F☆☆☆☆(フォースター)とは、ホルムアルデヒドの放散量を表しています。
F☆~F☆☆☆☆まであり、F☆☆☆☆の方が放散量が少ないという意味です。
低ホルムアルデヒドの接着剤を使い、さらには放出を防止する為に、キャッチャー剤が配合されています。
※全ての人にとって安全と言っている訳では有りません。
厚みやサイズについて
最も使われるているが、910×1820mmです。
一般的に3×6(サブロク)と言います。
3尺×6尺です。
針葉樹合板の価格は?どこで買えるのか?
針葉樹合板の価格は、購入先によってもばらつきがありますが、
一般的には、1,300円~1,500円前後です。
針葉樹合板は、ホームセンター等においています。
その他には、近所の○○○建材店や材木店等にもおいてあります。
最近では、ネットでも購入できます。枚数や地域によっては送料無料のところもあるようです。
おすすめの購入先
楽天
◆限定エリア以外送料別途見積り◆【エリア限定 送料無料キャンペーン中!】針葉樹合板12mm 910… |
エリア限定ですが、送料無料で価格は1,295円(税別)です。
かなり安い方です。送料無料なら間違いなく買いです。
ヤフーショッピング
針葉樹合板12mm 910×1820 構造用 12ミリ厚
最も売れている店舗を調べたところ、楽天と同じ店でした。
ですが、価格が違います。ヤフーショッピングの場合は、税込みで、1,350円です。
49円ヤフーショッピングの方が安いですね。
ホームセンターの注意点
近所のホームセンターと比べて安い方を購入すると良いでしょう。
ホームセンターの場合、極端に安い場合がありますが、
F☆☆☆☆ではない場合がありますのでご注意下さい。
使用例
根太(杉36×66※現場ごとにサイズは違います)の上に針葉樹合板を貼ります。
その上に、フローリングを貼っていきます。
使用しているサイズは、12×910×1820mmになります。