一昔前は、お金持ちしか設置できないと思われていたホームエレベーターですが、最近、一般家庭に急速に普及しています。
ホームエレベーターのシェアはパナソニックが7割を占めています。新築するときにおすすめのホームエレベーターをご紹介します。
新築にはパナソニックのXLシリーズ
【パナソニック公式HPより引用 http://panasonic.jp/ 】
新築の場合は、設計段階から計画してスペースを確保できるので、比較的大きめのサイズが人気です。
パナソニックのホームエレベーター特徴でもご紹介しましたが、2階建のマイホームにホームエレベーターを設置するケースが増えています。
理由は、将来的なことを考えての設置と介護を必要とする家族の為に設置する人が多いようです。
XLシリーズは、間口が最大950mm、奥行き最大1150mm確保でき、介助者と車いすが縦一列に入るサイズです。大きな荷物も一度に運べるので新築の場合は大きめのサイズをお勧めします。
これまでのミディモダンと比べると奥行きが+24cmと大人が3人(200kg)ゆったりと乗れるモデルです。※電動車いす(JIS規格)対応可能
定価は?
昇降行程7m以下と7m超と何箇所停止するかで金額が異なりますが、鉄骨・鉄筋コンクリート造で、本体+基本据付費330万円~400万円前後です。木造住宅の場合は、本体+基本据付費340万円~420万円前後です。※詳細は図面によって異なります。
定価に対して70%~80%がエンドユーザー価格になると思います。新築の場合は設計料なども金額がUPする可能性があります。
年間42,000円と毎月の新聞代程度の料金です。バッテリー電池交換作業費もメンテナンス料金に含まれています。※他社だと別途費用が掛かります。
祖父母の部屋を日当たりが良い2階へ♪
ホームエレベーターを設置することで、おじいちゃん、おばあちゃんの部屋を日当たりの良い2階に部屋を配置できます。
これまでの2世帯住宅は玄関を2つ設けて、隣同士にするか、上下で分けるかの作りでしたが、上下で分けて場合、どうしても子ども世帯が2階になります。
小さなお子様がいらっしゃる世帯では、祖父母に遠慮して静かにさせているという話も聞きます。子どもはいつでも元気いっぱいです。せっかくのマイホームなのに必要以上に静かにさせるのは少し可愛そうな気がします。
祖父母の部屋を2階にすることで、日当たりが良く健康的で健やかな気分で生活できます。お子様、祖父母、双方に良い環境だとして、祖父母の部屋を2階に設ける作りが多くなっています。