安くて丈夫で使いやすい、石膏ードについて解説します。
石膏ボードとは、石膏を主成分としていますが、
実は意外と種類が多いのです。
では、どのサイズ、厚みを利用すれば良いのでしょうか??
⇒初心者必見】石膏ボードの下地探し、棚、アンカーの取り付け方
このページの目次
石膏ボードとは??種類や厚み、サイズについて
石膏ボードとは、一般的に壁や床に使われる建築材料です。
値段が安く、断熱性や遮音性にも優れています。
意外と種類が豊富で、
- 凡用石膏ボード(タイガーボード)
- タイガー防水ボード
- 強化石膏ボード
- 化粧石膏ボード
- 等など・・・
上記が一般的に多く使われている種類になります。
石膏ボードは吉野石膏が圧倒的シェアしていて、唯一、対抗しているのが、チヨダウーテという会社です。
凡用石膏ボード
最も標準タイプの石膏ボードです。※JIS A6901該当商品
準不燃と不燃があり、準不燃が9.5mm、不燃が12.5mmです。
サイズは、
3×6(910×1820mm)
3×8(910×2420mm)
3×9(910×2730mm)
メーター(1000×2000mm)
があります。※一部、4×8もあります。
リフォーム等で使う場合は、壁12.5mm、天井9.5mmの3×6で良いでしょう。
施工箇所や状況に応じて、3×8を使うこともあると思います。
タイガー防水ボード
防水処理済みの石膏ボードです。※JIS A6901 GB-S該当商品
日本は、湿気が多い国ですが、防止ボードを使うことで、曲がりやクネリを抑えます。
厚みは、9.5mmと12.5mmがあり、
サイズは、
3×6(910×1820mm)
3×8(910×2420mm)
3×9(910×2730mm)
があります。
台所や洗面所にの壁や天井に適しています。
強化石膏ボード
耐火性能を強化した石膏ボードです。※JIS A69014 GB-F該当商品
石膏の芯にガラス繊維を加えることで、耐火性能をUPさせています。
建築基準法の防火区域や準耐火の壁・天井などで使用します。
厚みは、12.5mm、15mm、21mmの3種類あります。
サイズは、12.5と15mmは
3×6(910×1820mm)
3×8(910×2420mm)
3×9(910×2730mm)があります。
21mmは、
2×6(606×1820mm)
2×8(606×2420mm)
2×9(606×2730mm)
があります。
例えば、準防火地区内の木造3階建て等など・・・
化粧石膏ボード
石膏ボードを貼った後に、クロスで仕上げていきますが、
石膏ボード自体が化粧になっているものもあります。
【桐柄】
【吉野石膏公式HPより引用 http://yoshino-gypsum.com/index.html】
【シナ柄】
【吉野石膏公式HPより引用 http://yoshino-gypsum.com/index.html】
【クロス仕上げ調】
【吉野石膏公式HPより引用 http://yoshino-gypsum.com/index.html】
【吉野石膏公式HPより引用 http://yoshino-gypsum.com/index.html】
押入れ等のホルムアルデヒドが放散されやすい場所に適しています。
価格について
沢山種類が有り過ぎて、結局どれが良いのか分からないという人も多いと思います。
特別な用途が無い限りは、凡用石膏ボード(タイガーボード)で十分です。
基本的には、壁12.5mm、天井9.5mmです。
(リフォームの場合、腰壁の関係や開口枠の関係で壁に9.5mmを張る場合もあるようです。)
12.5mm 3×6 価格
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9.5 3×6 価格
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