夢にまで見たマイホーム!輝かしい未来を想像していたのに、ずさんな工事やメンテに余計な費用が掛かってしまった等など、失敗した人が多くいらっしゃいます。
難しそうに思える建築知識ですが、インタネットさえあれば、大抵のことは誰でも調べることができます。最低限の知識身に付けましょう。
マイホームを手に入れた友人や知り合いから沢山の失敗談を聞きました。また、販売店という職業柄、沢山の現場に携わってきました。信頼出来る工務店、ハウスメーカーに巡り合えれば良いのですが、判断できるだけの知識が無いと、そもそも信頼できるかどうかすら分かりません。失敗談の中でも特に多い項目について解説したいと思います。
築数年で汚れる外装板
新しい造成地(住宅街)に行くと、同じぐらいの築年数なのに、汚れが目立つ家とキレイな家があります。周辺環境や軒の出などでも違いますが、殆どの場合は性能の差がが汚れの差だと言えます。

その他にも、樹脂系サイディングや東レ、旭トステムを採用している会社もありますが、同じような性能の外装板が多いので、ケイミューとニチハを勉強しておけば、他社製品も詳しくなると思います。
クロスにひび割れ?木が動くって本当??
マイホーム引き渡しから、2ヶ月程度で天井の四隅のクロスがひび割れてきた、手抜き工事の欠陥住宅じゃないのかという人がいます。たしかに、クロスにヒビが入ると驚きますよね。
複数の原因がありますので一概には言えませんが、1つの要因としては、材木が動いていることが挙げれます。木は水分を含んでいるので、乾燥などで収縮することがあります。特にグリーン材(一般材)は水分が多く含んだ状態ですので、乾燥収縮が大きいと言えます。一般的に木の材種や等級まで目を通す人は多く有りませんが、20~30年後に後悔しない為にも知っておくべき知識だと言えます。
材木は奥が深く、一人前になるまでに10年は掛かると言われます。そこまで勉強する必要はありませんが、マイホームに関する最低限の知識だけは身に付けましょう。
使いにくい間取り・・・
色々と検討して間取りを決めたものの、結局無駄な設備や間取りを作ってしまった例が本当に多いようです。
失敗例
- 子供部屋が足りなかった・多すぎた
- 生活動線が使いづらい
- 使いにくいキッチン
- 大きすぎる収納、小さすぎる収納
- リフォームがし難い間取り
自分の頭の中のイメージを具体的に表現するのは難しい作業ですが、必ず必要な要素を箇条書きし優先順位を付けて、設計士に出来る限り具体的に伝えましょう。
間取りの決め方について別ページで解説します。
⇒失敗しない間取りの決め方(準備中)
まとめ
代表的な失敗例を解説しましたが、まだまだ沢山の項目があります。一度に全てを解説することはできませんが、徐々にHPにUPしていきたいと思います。質問などございましたら、コメント欄にお書き下さい。私が分かる範囲で解説します。
知識を身に付け、マイホームの夢を叶えましょう。